この記事では西の河原露天風呂の温泉を
日帰り温泉としての使いやすさの視点で紹介します。
泉質、混雑、施設、アクセスなど
実際の体験をもとにまとめています
――温泉しかない、という贅沢
草津三湯の、正しい入り方
草津三湯とは、
「大滝乃湯」「御座之湯」、そして
この 「西の河原露天風呂」 を指す。
私が訪れた2025年4月は、
御座之湯が改装中だった。
本来であれば三か所を回るのが流儀だが、
順番は大事だと思っている。
大滝乃湯にはレストランもあり、酒も飲める。
だからこそ、
最初は何もない西の河原露天風呂から入る
のがいい。
ここには、
本当に温泉しかない。




広さと強さ
西の河原露天風呂は、とにかく広い。
その広さは、思わず
テルマエ・ロマエを思い出すほどだ
(実際のロケ地は宝川温泉汪泉閣だが)。
だだっ広い空間に、
湯と自然だけがある。
源泉は 万代源泉。
草津温泉の中でも、
マグマに近いとされる高温源泉で、
湧出温度は 94〜95℃。
泉質は
酸性塩化物硫酸塩温泉。
pHは 1.7 と、かなりの酸性だ。
このレベルになると、
一円玉が一週間で溶ける、
という話にも現実味が出てくる。
殺菌・抗炎症作用に優れるとされ、
10分ほど浸かるだけで、
神経痛、関節痛、打ち身、やけど、
慢性消化器病、病後回復期など、
効能を身体で理解できる。
これは、
考える湯ではなく、感じる湯だ。
温泉の後に、現実がある
駐車場はある。
ただし、結構離れている。
無料で使える 天狗山第一駐車場 が現実的だが、
湯上がりにそこまで歩くと、
正直、湯冷めする。
一面雪景色のときは、
この距離も風情になる。
だが、季節を選ぶ。
草津は「陸の孤島」
草津には、電車がない。
アプローチは、基本的に車だ。
雪が降ると、
国道292号線 にチェーン規制がかかる。
長野原大津の交差点付近で、
警察官が何人も立ち、
ノーマルタイヤの車は、その場で引き返すことになる。
冬の草津に行くなら、
チェーンは必須。
そして、時間に余裕を持つこと。
最悪の場合、
通行止めもあり得る。
冬場の草津は、
一泊前提で考えた方がいい。
余談だが、大事な話
草津湯畑の湯滝。
あの場所には、
監視カメラがある。
しかも、
24時間YouTubeで配信されている。
誰もいないからといって、
油断しない方がいい。
誰かは、見ている。
誰か見てるぞ!¯\_( ͠° ͟ʖ °͠ )_/¯
草津の先も、悪くない
草津から南下して、
軽井沢を目指すルートも、たまにはいい。
途中にある白糸の滝。
名前は各地にあるが、
この白糸の滝も、なかなかの賑わいだった
(2025年4月は中国人観光客が多かった)。
そこで初めて食べた きのこ汁 が、
予想以上に美味しかった。
それ以来、
家でもいろいろなきのこを買ってきて、
自分たちなりのきのこ汁を作るようになった。
旅の余韻とは、
こういう形で残るものだ。




西の河原露天風呂は、なぜ特別か
西の河原露天風呂が特別なのは、
設備でも、便利さでもない。
- 広い
- 強い
- 逃げ場がない
そして、
温泉しかない。
これだけ条件が揃うと、
人は、余計なことを考えなくなる。
草津の湯は、
優しくはない。
だが、
身体と気分を、
一度リセットする力は、確かにある。
覚悟して、入りに行く湯
西の河原露天風呂は、
気軽な日帰り温泉ではない。
アクセスも厳しい。
湯も強い。
帰りは寒い。
それでも、
草津に来たなら、
一度はここから入った方がいい。
温泉しかない、という贅沢は、
そう簡単には味わえない。
■ 温泉メモ
■ 温泉メモ
・施設名:西の河原露天風呂
・所在地:群馬県吾妻郡草津町
・泉質:酸性塩化物硫酸塩温泉
・源泉:万代源泉
・pH:1.7
・特徴:非常に強い酸性、殺菌・抗炎症作用
・注意点:
冬季はチェーン必須
駐車場が遠く、湯冷めしやすい
・向いている人:
草津らしい強い湯を体験したい人
温泉だけに集中したい人
この温泉は、「調整に使える温泉」という観点で整理しています。
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