栃木県那須塩原市塩原745
TEL : 0287-32-2734

上会津屋というが塩原温泉にある。近所には会津屋さんもあって、最初間違えてお邪魔してしまった。塩原街道は西に行くと国道121号線となって会津若松市を抜けて米沢市まで道が続いている。そのためか塩原温泉郷なのに会津の名前が入っているとのこと。
塩原温泉郷は11の地区に別れてそれぞれ泉質が違う。大網温泉(おおあみ)福渡温泉(ふくわた)塩釜温泉、塩の湯温泉、畑下温泉(はたおり)、門前温泉、古町温泉、中塩原温泉、上塩原温泉、新湯温泉(あらゆ)、元湯温泉とあり、上会津屋は古町温泉にあって、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉となっている。無味無臭、透明で宿の入り口にある源泉は飲泉も可能。

目の前には清流「箒川」があり、1200年の歴史のある塩原温泉郷のほぼ中心に位置する温泉宿である。源泉かけ流しで、入る時間や気候で温度がかなり変わる。私の場合、夜中近くはかなり熱く、朝方はけっこう温めだった。



清流と渓谷を臨むテラスのある専用サウナと専用風呂のある部屋もあるようだ。また塩原温泉郷には6種7色3性質と多彩な温泉があり、日帰り温泉もあるので、宿を中心に他の温泉を日帰り楽しむのもあり。基本的には薄→濃の順に組み立てるべきで上会津屋(炭酸水素塩泉)→田中屋(硫酸塩泉)という感じだろうか。
